スマートグリーンエネルギー株式会社

MEMBER役員紹介・ご挨拶

渥美 謙介

渥美 謙介

代表取締役社長

2007年、慶応義塾大学卒業後、日本駐車場開発へ入社。2011年、新卒入社5年目で子会社「日本自動車サービス株式会社(現:日本自動車サービス開発株式会社)」を設立し、代表取締役社長に就任。2018年10月、日本駐車場開発株式会社常務取締役管理本部長に就任。日本自動車サービス開発株式会社取締役、株式会社ロクヨン取締役を兼任。2022年、スマートグリーンエネルギー株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。

巽 一久

巽 一久

取締役

古橋 伸一郎

古橋 伸一郎

社外取締役

栃木県鹿沼市出身。150年以上続く林家。慶應大学経済学部卒業後、2007年に新卒で住友林業に入社。国内外からの木材の仕入れ・販売を担当したほか、森林認証制度、ISO14001などの環境への取り組みも担当。造林業を営む家業を継ぐと決め、2019年に退社。栃木県内の造林会社で山林管理などを学んだ後、2021年に実家の有限会社弘伸造林の取締役に就任。


観光地で地産地消のエネルギーを生み出し、 林業を活性化させる成功事例をつくりたい

山で一人前の木(50年生)を育てるには、2~3回の間伐が必要です。しかし、20~30年程の若く細い木を間伐・出材しても収入が伐出経費に見合わず、山に捨てられるのが一般的です。捨てられた木は、豪雨時の山地災害を激しくするなど、山が荒れる原因になっています。その木をバイオマス発電に使えば、再生可能エネルギーの原料として有効活用されるだけでなく、山が健やかになり、いい循環が生まれます。
林業は、植えてから伐採まで80年かかり、遠い未来にどれほどの利益が出るか分からない不確実な超長期的投資の事業とも言えます。そしてその果実を味わえるのは、自分ではなく、孫の世代です。今、山は伐採しても利益は少なく、危険とも隣り合わせのため、後継者がいない山が増えています。そうして放置された山は荒れ、山の魅力や価値がなくなり、さらに放置されるという、山の循環が止まった厳しい状況に置かれています。バイオマス発電は通常山に捨てられている木を使用して発電するので、確実に山の循環の一助になり、林業の厳しい状況を変えていくことができるのでは、と期待しています。
もう一つ期待しているのは、避暑地として人気があり、テーマパークもある那須という地域で再生可能エネルギーに取り組めることです。「環境に良いことをしつつ楽しみたい」と考える人が増えているからこそ、観光客に楽しんでもらいながら、エネルギーの地産地消や循環型社会について、自然に伝えていくことができる最適な場所だと思っています。ここで成功モデルを作ることができれば、他の地域でも応用することができるかもしれません。未来の子どもたちのためにも、日本の山林・自然を守り、エネルギーの地産地消に取り組む循環型社会を実現したいですよね。那須に住む方々、那須に来る方々、関係する方々、皆が生き生きと暮らせる社会の構築に期待しています。

窪田

窪田 礼子

監査役